福知山市長選挙（6月5日告示、12日投開票）への立候補を表明している前京都府議会議員の大橋一夫氏（62）＝北羽合＝が政策幹事を務める政治団体「福知山市のあすを築く会」は、北羽合に事務所を開設した。

　事務所では28日、築く会と後援会「大橋一夫をはげます会」の合同打ち合わせ会があり、約200人が出席した。

　はげます会の相談役があいさつしたあと、大橋氏は「（旧1市3町が）合併してから10年が過ぎた。深刻な財政状況にあり、元気の出る地域振興が積極的に行われてこなかったという思いを持っている。今、このときにしっかり、まちづくりの体制を作り、将来に向けて頑張れるまちにしていくことが必要。今が分かれ道。この4年間をどう過ごしていくのか、福知山市の将来を問うときだ。あすの福知山を築くため、新時代の福知山を築くため、全力を尽くす」と力を込めた。

　市長選に立候補を表明しているのは、これまでに大橋氏と現職の松山正治氏（78）＝川北＝の2人。