京都府のため池100選の一つ、福知山市野笹の畑田池でスイレンの花が見ごろを迎えている。水面に浮かぶ色とりどりの花が緑色の葉っぱとの鮮やかなコントラストをつくっている。
畑田池はもともと、かんがい用の池で、地元の人が数株植えたのが始まり。次第に株が増え、毎年5月初めごろに開花する。
今年は大型連休前の4月末ごろから咲き始めた。ピンク、白、黄色の花が、葉の間から顔をのぞかせている。
スイレンの管理をする地元ボランティアグループ「あしたばクラブ」の藤田和照会長(76)は「以前はシカに花や茎をたくさん食べられたこともありましたが、このところ対策が進み、最盛期には花や葉が池の70%を覆うほどになります」と話す。
8月いっぱいは咲き続け、花が最も多くなるのは7月中旬という。自由に見ることができる。
写真=今年は花の付きが良いという畑田池のスイレン
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