京都府福知山市私市の佐賀小学校(藤田久代校長、29人)の児童が24日、地域の人や保護者ら約50人と一緒に、ふれあい茶摘みをして交流を深めた。休憩を含めて1時間30分かけて取り組み、たくさんの一番茶を摘んだ。
学校と佐賀地区農地・水保全管理会(野田晴洋代表)が毎年行っている。藤田校長が「無農薬で体に良い茶葉を摘みます。地域の人や保護者の人に佐賀のこと、茶摘みのことを教えてもらいましょう」とあいさつ。4年生の4人が、国語の授業で作った茶摘みの俳句を披露した。
茶園は学校の敷地内にあり、今年は天候に恵まれて良い茶葉が育った。夏を思わせる暑さとなったが、児童らは負けずに収穫量50キロを目指して手を動かした。
5年生の大志万堅太君は地域の人とのふれあいで、昔は佐賀小学校の児童数が今の10倍以上だったことを知り、驚いていた。
10年以上参加しているという岩木進さん(72)は「子どもとの触れ合いも楽しいですが、大人同士の交流の場にもなっています」と笑顔を見せた。
一番茶は、児童が飲んだり来校者に出したりする。保護者らが二番茶の摘み取りもし、児童のうがい用に使って風邪予防に役立てる。
写真=地域の人と触れ合いながら茶摘みをする児童ら
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