東日本大震災と熊本地震の両被災地を支援する福知山、綾部両市の7高校合同チャリティーコンサートが、JR福知山駅北口公園で開かれた。吹奏楽や書道パフォーマンスなどの発表、メッセージ文朗読、手づくり募金箱を持っての街頭活動などをし、被災地へ思いをはせた。
一時的な活動ではなく、被災地への思いを持ち続けて行動することが大切と、東日本大震災発生後100日目の11年6月から続けている。当時小学生だった生徒が参加するなど、各校で「継続支援の心」を引き継いでいる。
今回は15日に京都共栄学園▽京都府立工業▽福知山成美▽大江▽福知山・同三和分校▽福知山淑徳▽綾部・同東分校の約180人が参加した。
各生徒会のメッセージでは、発生から5年が経過しても復興が遠い東日本大震災、発生から1カ月が経った今も多くの人が避難生活を余儀なくされている熊本地震の現状を取り上げながらエールを送った。
福知山成美は、チアリーダー同好会の5人が元気なダンスを披露した。
会場周辺で募金を呼びかける生徒たちは「被災地はまだまだ支援が必要です」と大きな声で呼びかけて、道行く人が足を止めていた。最後は復興支援ソング「花は咲く」などの合同演奏で締めくくった。
寄せられた募金は日本赤十字社を通じて被災地に送る。
写真=被災地への思いを乗せてステージ発表をした
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