任期満了に伴う福知山市長選挙(6月5日告示、12日投開票)に、京都府議会議員の大橋一夫氏(62)=北羽合=が無所属で立候補の意思を固めた。週内にも記者会見する予定。市長選には現職の松山正治氏(78)=川北=が立候補を表明しており、選挙戦になる見通し。
大橋氏は3月以降、後援会「大橋一夫をはげます会」、政治団体「福知山市のあすを築く会」から正式に立候補の要請を受けていて、市民からも出馬を望む声が届けられていたという。要請した組織の関係者は「現市政の8年を見ると、このまま続けてもらうことは困る。課題や問題点も多い。(大橋氏は)若くて、行動力があって誠実で、福知山市の隅々までよく知っている」と話す。
15日夜には、両組織の役員会が市内で開かれ、約200人が出席。大橋氏は出席者からそれぞれの思いを伝えられ、その場で出馬する意向を表明した。
役員会後、両丹日日新聞の取材に対し、大橋氏は「正式な要請を受ける前からも、強く立候補の要請を頂いていました。役員会でみなさんからの強い思いを受け、(出馬の)決断をした」と理由を説明した。
大橋氏は立命館大学卒。裁判所職員から、2007年に府議選に立候補して初当選。現在、3期目。
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