京都府福知山市土師宮町、廃棄物処理業の近畿環境開発と関連3社のECOグループの全株式をこのほど、大栄環境(本社・大阪府和泉市、金子文雄代表取締役社長)が取得して傘下に収めた。社名は変わらず、従業員は全員雇用で引き継いでいる。
大栄環境は、近畿・東海圏で15カ所の廃棄物処理拠点を有する大栄環境ホールディングス(本社・神戸市東灘区、金子代表取締役社長)傘下にある。ECOグループを加えることで、手薄だった京都府、兵庫県、福井県の日本海側をカバーするという。
大栄環境グループに加わったのは、日量316トンの破砕施設、1040トンの選別施設と最終処分場を運営する近畿環境開発▽廃プラスチックから固形燃料を製造するプラテック▽廃タイヤを燃料化するエコプロ。この3社は土師宮町の同一ビルに入っている。
さらに、畑中の福知山カントリー倶楽部を運営する関連会社の北都も、地域貢献性が高く、大栄環境グループが掲げる「地域と共に発展」の理念に合致するとして傘下に入れた。
大栄環境は「手薄だった日本海側へ重要な拠点を構えることができる。ECOグループの処理能力だけでは対応できなかったことも、大栄環境グループとして、より充実したサービスに努めていきたい」としている。
写真=近畿環境開発などが入る土師宮町のビル
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