福知山のご当地アイドル「HAPPY3DAYS」が誕生した。京都府福知山市や綾部市など近隣から32人の応募があり、15歳から21歳までの女性6人が選ばれた。ご当地アイドルプロジェクト団体「ハピノマ」（土倉健吾代表）がプロデュースし、6月末の初ライブに向けて本格的に練習を始めた。

　ハピノマは、福知山出身の作曲家・土倉代表と同級生たちでつくる団体で、古里を音楽とアイドルの力で盛り上げることができればと、3月から4月末までメンバーを募った。

　メンバーは、福伊あいりさん（21）▽朔間うららさん（19）▽荒川唯香さん（17）▽萌衣子さん（17）▽宇佐美るいさん（19）▽高松ゆうあさん（15）。書類選考やオーディションを経て、応募者の中から特に前向きな姿勢などが感じられた女性を選出したという。

　将来は、女優やモデルなどの芸能活動を考えている人もいる。歌やダンスは未経験者が多いが、やる気は十分ある。

　3日には、厚中町の貝谷バレエ団福知山研究所レッスンスタジオで初レッスンがあり、メンバーやハピノマのスタッフらが集まった。土倉代表ら、運営するスタッフたちが手掛けたオリジナルソングの発表と歌唱・ダンスの指導などがあり、みんな熱心に取り組んだ。

　メンバーたちは「福知山の人に知ってもらって、愛されるグループになりたい」と意気込んでいる。

　今後は福知山を拠点にＰＲ活動や定期ライブなどをして、まちの盛り上げに努める。


写真＝ご当地アイドル「HAPPY3DAYS」