京都府福知山市水内の市上下水道部庁舎1階ロビーで6日から、市職員が熊本地震の被災地に出向き、給水活動に取り組んだ様子を紹介する写真展が開かれている。大きな被害を受けた熊本県益城町の写真もあり、被災地の実情を伝えている。31日まで。

　熊本市西区に派遣された足立浩生参事ら4人が撮影したもので、計27枚を展示。給水拠点の城西中学校と城西小学校、花園小学校、荒尾団地の4カ所で、4月24日から28日までの5日間、応急給水活動をした。

　また4人は、震度7の地震に2回も襲われた益城町にも足を運んだ。足立参事は「根こそぎ家が倒壊している風景に、言葉を失った」という。「現状を多くの人に知ってもらいたい」と、倒壊した家屋などを写真に収め、展示している。


写真＝給水活動や被災状況の写真と派遣された市職員ら