小学校時代の一時期を京都府福知山市で過ごした自民党政務調査会長の稲田朋美・衆議院議員(57)が24日、福知山市内で講演した。党支部が主催する時事講演会で講師を務め、福知山での思い出話や熊本地震対策、北陸新幹線の敦賀以西ルートなどさまざまな方面について語った。
講演会は福知山市土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで開かれ、会場いっぱいの300人余りが訪れた。
稲田議員は福井1区から選出され、現在4期目。これまでに内閣府特命担当大臣(規制改革担当)、国家公務員制度担当大臣などを務めている。
福井県生まれ。英語の教師をしていた父親が福知山高校に赴任したのに伴い、4歳の時から小学4年生まで城山地区に住んだ。
講演では、片道2キロの道を歩いて庵我小に通っていたことや、母親が福知山市出身だったことから、転居してからも夏休みに帰省して花火大会を楽しみにしていたが、事故が起きて胸を痛めていることなどを話した。
熊本地震については、政権与党として責任を果たしていく決意で臨んでいることを紹介した。
北陸新幹線の以西ルートを検討する与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの座長を務めていて、ルートは現在、京都府などが要望する「小浜−舞鶴−京都」案などがあり、今後3つのルート案にしぼり、調査をして年内に決めることが重要−との考えを示した。
このほか、消費税率引き上げ、平和安全法制、TPP関連法案など多岐にわたって考えを述べた。
今後も、谷垣禎一・自民党幹事長と連携して政策に臨み、自身は政策の責任者であるので、いろんなことで使ってほしいと話した。
写真=福知山在住時の思い出や政策について講演する稲田政調会長
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