WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2016年4月25日のニュース

熊本地震:共栄学園が吹奏楽演奏しながら駅前で募金

熊本地震の被災地復興を応援 熊本地震の被災地復興を応援しようと、福知山市東羽合の京都共栄学園中学・高校の生徒らが24日、福知山駅北口で募金活動をした。生徒会(中川紗綾会長)と吹奏楽部(小玉朱里部長)が合同で取り組み、市民に協力を呼びかけた。

 生徒たちは、テレビや新聞、インターネットなどで流れる熊本の被害状況を見て「何とか力になりたい」と思っていた。そんな中で、吹奏楽部が24日に戸田の高齢者施設で演奏を披露することになっており、このあとで駅前で演奏と募金活動をしようという話が部員の間から出た。

 生徒会役員も支援したいと思っていたことから、合同で募金活動をすることに。市民に支援の輪が広がることや、防災意識を高めてほしいとの願いも込めた。

 駅の北口付近で、吹奏楽部員21人が被災地への思いを込めて演奏し、生徒会の役員ら8人が「がんばろう熊本・九州」と書いた紙と義援金箱を持って立った。

 吹奏楽部は「365日の紙飛行機」「学園天国」「坂本九メドレー」などを演奏。多くの人が足を止めて演奏に聞き入り、生徒らの被災地への温かい思いに賛同して募金に協力していた。

 生徒会長の中川さんは「何か自分たちでできることをと、募金活動をしました。たくさんの人に協力していただき、温かい声もかけていただきました。やってよかったです」と話していた。

 吹奏楽部部長の小玉さんは「被災されたみなさんの力になればと懸命に演奏しました。一日も早く復興してほしい」と話し、多くの市民らの応援に感謝していた。

■来月15日に被災地支援7高校合同コンサート■

 5月15日には、被災地を応援する7高校合同コンサートを駅北口公園で催す予定で、今回の浄財はその際の募金と合わせて被災地へ送る。


写真=演奏をして義援金の協力を呼びかけた

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ