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両丹日日新聞2016年4月20日のニュース

おむつ、食糧など被災地へ救援物資230箱 商議所青年部

被災地に救援物資 熊本地震の被災地に救援物資をと、福知山商工会議所青年部(細見裕弘会長)は、メンバーたちから日用品などを募り、18日に第1便、19日には第2便を送った。集まった物資は、2日間で段ボール約230箱分。呼びかけ人で、理事の岸本道徳さん(38)=京都府福知山市北本町二区=は「福知山も、豪雨災害などで被災した際、全国のみなさんに助けていただきました。厳しい避難所での生活の助けに少しでも役立てばうれしい」と話している。

 岸本さんが経営する衣料品販売会社、HEADFOOTの取引先の福岡県のアパレルメーカーから「知り合いが熊本市で被災し、避難所に救援物資が届かないという話を聞いた。物資を集めて届けたいので、送ってもらえないか」との連絡を受け、協力を快諾した。

 青年部のメンバーに提供を呼びかけたところ、駅前町の事務所兼倉庫に、続々と救援物資が届いたという。岸本さんは「みんな支援をしたいと思っていたけれど、何をしたらいいか分からなかったんだと思います。これをきっかけに、今後も力になれれば」と話す。

 集まったのは、おむつ、生理用品、ティッシュ、歯磨き粉などの日用品と、インスタントラーメン、菓子類といった食料品。すべての段ボール箱に「がんばろう熊本」と印刷した紙を貼り付け、早期復興への願いも詰め込んだ。

 救援物資は運送業者に依頼し、18日に約30箱、19日に約200箱分を福岡県の取引先に送り、取引先からトラックで熊本市と南阿蘇村に運ばれることになっている。


写真=集まった救援物資と呼びかけた岸本さん

    

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