京都府福知山市辻の上豊富小学校(善積里美校長、98人)は18日、避難訓練をした。新入学児童18人を迎え、万が一の時に素早く対応できるよう、真剣な表情で取り組んだ。
校舎2階の家庭科室から出火したという想定で、午前10時10分に非常ベルが鳴り響き、校内放送で火災が知らされた。3階にある1年生の教室では、担任の先生の指示に従い、児童らが帽子をかぶり、口元にハンカチを当て、運動場へ避難を始めた。
運動場では、学年ごとに先生が点呼をし、全員が無事に避難したことを確認した。
最後に、全校児童を前に善積校長は、熊本地震の発生に触れながら「(災害発生時には)自分がどうすればいいか考えて行動し、みんなで助かることが大切です。避難訓練は命の授業です」と話し、訓練の大切さを児童らに教えた。
写真=ハンカチを口に当てて避難する1年生
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