厚労省からの出動要請を受け、16日に熊本地震の被災地へ向かった福知山市民病院DMAT(災害派遣医療チーム)隊は、17日に現地へ到着し、熊本市内の東病院から球磨郡の公立多良木病院に患者を搬送する任務などにあたっている。
出動は東日本大震災に続き2回目。今回は小児外科医長の深田良一医師(53)、小児科の奥村能城医師(31)のほか、看護師2人、薬剤師1人の5人でチームを組んだ。
市民病院を出発する際には、点滴や薬剤、緊急処置用の医療機器、通信機器などを救急車とワゴン車に積み込み、2台に分乗して被災地へ向かった。
隊長を務める深田医師は「普段の訓練が生かせるよう、頑張ってきたい。被災者のニーズを把握し、健康状態を少しでも良くできれば」と話していた。
18日まで現地で活動し、19日に戻る予定。
写真=深田隊長(中央)ら5人が被災地に向かった
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