甲子園球場の8倍、34ヘクタールの広大な敷地に様々な施設を持つ、西日本最大級の道の駅・丹後王国「食のみやこ」（京都府京丹後市弥栄町鳥取）が、京都府農業公園「丹後あじわいの郷」から生まれ変わって1年。17日にリニューアル1周年記念感謝祭が開かれる。

　敷地内には農業公園時代からの施設を生かして様々なカフェ、レストラン、ショップ、宿泊ホテル、丹後の総合観光インフォメーションセンター、調理などの体験施設がそろう。

　道の駅になったことで入場料がいらなくなり、気軽に利用できるようになったこともあって、3月13日に入園者数50万人を達成した。

　遊具類が多く、小動物とふれ合えることから特に家族連れに人気があるが、夜間のイルミネーションなどロマンチックな演出も多く、府北部で唯一「恋人の聖地」に選定されている。

　感謝祭は午前9時に開幕。落語家の月亭太遊さん、お笑いコンビのタナからイケダをはじめ、府警音楽隊とカラーガード隊、丹後ちりめんの衣装をまとった丹後小町踊り子隊、七姫劇団などが次々と芝生広場ステージに登場する。地元のグループやプロ奏者らによる太鼓演奏もある。

　また丹後の行政機関、公共団体、農業団体、事業所・商店など20グループ以上が出店を並べて軽食やスイーツ、農水産物・加工品などの販売、事業ＰＲをする。荒天時中止。問い合わせは電話0772（65）4193。


写真上＝京都府北部で唯一「恋人の聖地」に選定されている
写真下＝農業公園から道の駅に生まれ変わった丹後王国「食のみやこ」