京都府福知山市の小学校22校で11日、一斉に入学式があり、731人が9年間の義務教育の一歩を踏み出した。

　このうち、入学児童が多かったのは惇明の112人、昭和の111人。最少は上六人部と中六人部の各2人だった。

　三俣の上六小では、今川莉衣菜さんと島村柚輝君が入学。2人仲良く体育館に入場し、日下雅之校長から名前を呼ばれると、緊張しながらも「ハイ」と大きな声で返事をした。

　日下校長は式辞で、「あいさつすることと交通事故に遭わないことをしっかり守って」と約束。来賓からは「1年生は2人と少ないですが、2人を入れて児童数は35人です。35人がクラスメートと思って、何でも相談して」「人の話をしっかり聞くことができたら勉強は何も心配いりません。すごくできるようになります」などと、2人に向けてメッセージを贈った。


写真＝名前を呼ばれ起立する2人（11日午前9時35分ごろ、上六小で）