京都府中丹西農業改良普及センターは9日、福知山市で一番茶の萌芽宣言をした。昨年より1日遅く、平年より4日早い。
茶摘みの時期の目安となるもので、宣言してから約30日後が一番茶の摘み取り時期になる。
萌芽は新芽の長さが包葉の2倍まで生育した状態で、茶園全体の70%が萌芽状態となった時が、茶園の萌芽期とされる。市内では興に基準園がある。
同センターによると、今冬は雪が少なく、3月の平均気温が平年より高く推移したため、萌芽が早かったという。
地元の生産農家は、霜の被害を防ぐため被覆作業をするなど、これから忙しくなる。
写真=茶葉の新芽が伸びている(興の茶園で)
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