推定樹齢1200年の「滝の千年ツバキ」が見ごろを迎える与謝野町で、9、10両日に第26回全国椿サミット与謝野大会が開かれる。ツバキ、またはサザンカを市町村の花、木に指定している自治体が毎年会場持ち回りで開いていて、今年も全国から行政関係者、ツバキ愛好家ら計約300人が集まる予定。式典以外にも、だれでも入場出来る展示会、サミットに併せての催事が企画されている。
滝地域には樹高9・7メートル、幹周り3・26メートル、枝張り径10メートルに及ぶ大きなヤブツバキがある。府天然記念物に指定され、一帯は自然公園になっている。
サミットは9日に町商工会館、町勤労者総合福祉センターでサミット協議会と日本椿協会の総会、大会がそれぞれ開かれ、椿サミット開催記念俳句大会の表彰式などがある。
このほか、野田川体育館(サミット会場と同一敷地)で午前10時から午後2時30分まで展示・PRブースが公開される。サミットは事前申込者のみだが、展示・PRブースは一般の人も入場出来る。複数のツバキや、ツバキを題材にした絵画・陶芸作品、与謝野町ならではの、ちりめん関係の展示も並ぶ。
10日は現地視察の日として、サミット参加者たちが滝のツバキ、椿文化資料館など町内各地を巡る。
町は「一般のみなさんにも、展示のほか、この機会に滝のツバキを多くの人に見ていただきたいです」としている。
写真=滝の千年ツバキ
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