福知山市水内の福知山成美高校は、15年度進路状況をまとめた。卒業生287人中、進学が238人、就職が46人、未定が3人となった。
進学では、全国大会出場者を中心に30人以上がスポーツ推薦だった。国公立大では京都、大阪、名古屋などに21人が現役合格し、過去最高の7人がAO推薦で決まった。
進学の内訳は、国公立大は25人(浪人4人含む)、私立大168人、短期大学11人、専門学校38人。
国公立大は、京都、名古屋、京都教育、岐阜各1人、大阪、徳島各2人など。現役で徳島の医学部と薬学部に合格した。
私立大は、早稲田2人、関関同立(関西学院、関西、同志社、立命館)に36人、産近甲龍(京都産業、近畿、甲南、龍谷)に53人が受かった。
指導面では、OBの大学生や大学関係者の話を聞く機会を設けるなどして、外部からの刺激を与え、具体的に志望校をしぼりやすいようにした。
城野英明・進学指導部長は「年内決定を目標に推薦に臨み、他校にも挑戦したり、粘り強く受験を続ける生徒もいて、それぞれ努力を重ねた」と言う。
就職はトヨタ自動車、タツタ電線、神戸製鋼、JR西日本テクノスなどに決まった。求人件数は前年と比べて増加傾向にあり、約400件。勤め先は地元や京阪神などで、食品や自動車など製造関係が中心となった。
上田治良・就職指導部長は「9、10月中にほぼ全員の就職先が決まっていた。本人たちの頑張りが結果につながったのだと思う」と話す。
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