福知山市議会は6日に臨時会を開く。市から福知山公立大学関連など、議案3件が提案される。公立大学関連は、各種料金の上限額が提案される。入学料や授業料などを確定させるには、議会の議決が必要になるため。
文科省が定める国立大学の標準額を参考に、入学料は28万2千円、授業料は年間53万5800円とし、入学検定料は1万7千円、実践教育実習費は年間4万円としている。
16年度入試は旧成美大学の私学方式で行われ、新入生は授業料99万円のうち、前期分49万5千円と入学料30万円の支払いをすでに済ませている。このため議案が可決されれば、差額を公立大学法人が、精算することになるという。
また社会人の市民らが対象の公開講座受講料は、2時間以内は2千円、証明書交付手数料は1件1500円、図書館利用登録料が300円、教室使用料1500円といった料金の設定も、合わせて提案する。
このほか、市税条例と都市計画税条例の一部改正について、専決処分の承認が提案される予定で、いずれも同日中に採決まで行うことにしている。
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