国際ソロプチミストアメリカ連盟主催の第8回「夢を生きる」アートコンテストで、最終選考に残っていた京都共栄学園中学3年、大村麗奈さんのオードリー・ヘップバーンの絵が、応募した12〜15歳の部門で1位になった。福知山市内の生徒がコンテストで1位を獲得したのは、今回が初めてという。

　4歳から18歳までを年代別に4部門に分け、「お手本にしている女性は誰ですか」をテーマに、アメリカ連盟（カナダ、アメリカ、日本など）内の全ての国・地域の子どもたちを対象に募集した。

　連盟のフェイスブック（インターネット上の交流サービス）にアップされた作品の中から「いいね」が多かった順に、各部門の入賞を決定した。

　作品は美術の授業の一環として描いた鉛筆画で、家に持ち帰って描くこともあり、夢中になって仕上げた。大村さんは「母親がオードリー・ヘップバーンを好きで、写真集を持っていたこともあり、モデルに選びました。良い賞に入ってくれたらいいなと思っていたのでうれしいです」と笑顔を見せた。

　地元の国際ソロプチミスト福知山の塩見由美会長は「たくさんの方に『いいね』をいただき、会員みんなが喜んでいます」と話していた。


写真＝1位を知らせるフェイスブックのページを開き喜ぶ大村さん