年代物の雛段飾りが並ぶ「お雛さま展」が、福知山市下柳町の市治水記念館で開かれている。同館を管理し、運営している地元グループ・柳菱クラブ(芦田卓会長、20人)が出展。江戸、明治、昭和初期の貴重なものがずらりと飾られ、来館者を楽しませている。4月4日まで。入館無料。
城下町を考える会が主催する「ふくちの春は雛荒し」の一環として、長年続けている。
人形は戦争や昭和28年(1953)の水害(28水)などから守り、クラブのメンバー宅で大切に保管されてきたものばかり。今回は1階に江戸と明治、2階に昭和のものを中心に、計9セットを並べる。
人形の装飾や顔立ちなどが時代に合わせた作りになっており、目元も切れ長からぱっちりしたものに変わってくるなど変化が分かる。
開館時間は午前9時から午後5時まで。火曜休館。
■ちらしずしなど先着順に50人に■
4月2日には、同館で女性メンバーが手作りした甘酒、ちらしずし、花見団子を先着50人に振る舞う。午前10時から整理券を配り、11時から館内で食べる予定。
写真=江戸時代の貴重なものも飾られている
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