国のどぶろく特区に認定されている福知山市大江町で、どぶろく造りの体験会がこのほど2日間にわたり行われた。市内外から8人が参加。地元の杜氏から指導を受け、仕込み作業をした。
昨年に続いて2回目で、今年も毛原でどぶろく造りをする川瀬保さん(68)が講師となり、川瀬さん宅のコテージに宿泊して体験した。
1日目は原料となる酒造好適米「京の輝き」の洗米と、蒸しをするために水につける浸漬の作業をしたほか、瓶に貼るオリジナルラベル作りもした。
2日目は蒸し上がった米を布の上に広げて冷まし、人肌程度の温かさになったところで、水、麹、酵母が入ったタンクの中に入れた。参加者たちは手のひらで米の温かさを感じながら慎重に作業を進めた。
醸造には米10キロを使い、1人5本(720ミリリットル瓶)を造る計画。タンク内の温度管理などの作業は川瀬さんが受け持ち、10日ほどで仕上がる。
写真=蒸し上がった米を広げ、冷ます作業をする参加者たち
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