春の軟式野球大会開幕を前に、福知山市野球協会は、長田野グラウンドで審判講習会を6日に開いた。学童野球の関係者と協会員が対象で、受講者たちは正確なジャッジの仕方を身につけた。
午前中は学童関係者、午後は協会員に対して開いた。協会員対象の講習会は26人が受講。1級審判員の資格を持つ協会員6人が指導した。
まずストライク、アウトなどの発声、基本動作を習得。正しい手の位置や足の開き具合、声の強弱などを教わった。
このほか飛球を追いかけての動きも学んだ。
続いて球審、一、三塁の塁審の3グループに分かれて、それぞれの動作を確認。日新中野球部、社会人チームのサムライ、紅BBCの協力を得て、試合形式で取り組んだ。
球審は打者が打った瞬間、マスクを左手で取り、ボールや打者の行方をしっかりと目で追っていた。このほかストライクゾーン、ボークについての説明も受けた。
受講した協会員の足立将司さん(36)=綾部市=は「(野球がオフシーズンの)昨年秋からこれまでブランクがあったので、しっかりと教わりました。選手に分かりやすいジャッジを心がけたい」と話していた。
写真=アウトの発声、動作を繰り返す協会員
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