京都府内のインフルエンザが2年ぶりの「警報」レベルに入った。感染症発生動向調査で、直近の第6週(8日〜14日)の定点当たり(調査対象1医療機関当たり)の患者報告数が34・33に達した。府は「更なる流行の拡大が予想される」として、注意喚起している。
患者報告数が1を超えると「流行」、10を超えると「注意報」、30を超えると「警報」の基準とされている。
第6週は山城北の45・81を最高に、総じて南部で高い。中丹西(福知山)も増えていて、29・80で警報レベル目前の状況となった。
予防対策として府は、外出後などの手洗い励行▽体調の悪い時は人混みを避け、外出の際はマスクを着用▽症状のある人も、周囲の人にうつさないようマスク着用など「咳エチケット」▽過労や睡眠不足を避け、十分な栄養と休養▽部屋の湿度を50〜60%にすることを呼びかけている。
電話相談窓口は中丹西保健所、(22)6381。
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