第40回全国育樹祭が、今年京都府内で開かれる。全国植樹祭(91年開催)で天皇皇后両陛下がお手植えされた樹木を、皇族殿下がお手入れされるシンボル的行事や育樹活動が行われ、福知山市でも記念行事が計画されている。府は新年度予算で3億2900万円を組んだ。
皇族殿下による「お手入れ行事」が10月8日に山城総合運動公園ふれあいの森(宇治市)、式典が翌9日に府民の森ひよし(南丹市)で開かれる。主催は公益社団法人国土緑化推進機構と京都府。
併催行事・記念行事が4つ計画されていて、最も多い約1万3千人の参加(来場)を見込むのが、9、10両日に福知山市三和町の長田野工業団地アネックス京都三和で開催の森林・林業・環境機械展示実演会。最先端の森林・林業機械が一堂に集まり、実演をする。
福知山以外では、8日に府中丹文化会館(綾部市)で全国緑のこどもサミット、ガレリアかめおか(亀岡市)で国際森林シンポジウム。丹波広域基幹林道(京丹波町、京都市の2カ所)では10日に森の京都エクスカーションがある。
お手入れ行事は約500人、式典は約5千人。併催・記念行事のサミットとシンポは各900人、エクスカーションは約100人の参加を見込む。
府は、全国育樹祭を中心にして、新年度を「森の京都」(6市町地域)のターゲットイヤーと位置付け、交流人口拡大や林業振興などを図って、総合的な地域振興を進めることにしている。
写真=昨年10月に岐阜県で開かれた機械展示実演会
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