福知山市は、光ファイバー網整備事業「e−ふくちやま」の民営化の説明会を始めた。15日夜には市役所横のハピネスふくちやまで開いた。集まった市民は、新旧サービス料金の比較など、説明を受けた。
市は昨年10月の審査委員会で、応募した民間事業者2社のうち、優先交渉権者にケイ・オプティコムを選定。2月2日には基本協定書を締結し、テレビとインターネットの利用者負担額が確定したため、説明会を行うことにした。
協定では、テレビの税別月額利用料が1480円(現行500円)、インターネットは基本が4667円(同4444円)。ただしセットで申し込めば、割安になる。
事業期間は2028年度末までとし、光ファイバー網の新設や維持管理などで、市の負担額は19億2500万円を見込んでいる。今後はケイ・オプティコムによる施設整備を進め、17年度中に順次サービスの移行を行い、18年度末には完了する予定という。
説明会では、これらの内容などを市情報推進課の職員が伝えた。参加者らは、料金比較表などの資料に目を通しながら、説明に耳を傾けていた。
16日にも、大江町河守の町総合会館で、同じ内容の説明会を開いた。中学校区単位であと7回開く。
写真=新旧サービス料金を比較しながら説明した(ハピネスふくちやまで)
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。