山陰地方で最古の庚申霊場として知られる福知山市寺町の曹洞宗・正眼寺(四方正道住職)で8日、初庚申大祭が営まれた。大護摩祈祷などがあり、参拝者が大勢訪れ、無病息災などを願った。
本堂で四方住職ら12人の僧侶たちが、大般若経典(600巻)を広げながら目を通す転読が行われた。
このあと本堂前の広場で大護摩祈祷があった。丹波神和会の修験者10人が縄で囲った結界に入り、法弓、法剣、法斧などの儀式をしたあと、中央に組まれた護摩壇に点火した。
すぐに煙が上がり、燃え盛る護摩壇に願い事が書かれた護摩木が投げ入れられた。参拝者の中には煙が自分の方にくると、「ご利益があるように」と、頭などにかぶるように手で導く人の姿もあった。
写真=燃え盛る護摩壇に護摩木が投げ入れられた
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