力を合わせて鬼退治−。節分の3日、京都府福知山市駅南町、聖テレジア幼稚園(加藤彰子園長、138人)で豆まきがあり、園児たちが怖い形相の鬼を退治した。
鬼は東北地方のなまはげ風の姿をしており、見るからに怖そう。大江山からまちに下りてきた設定で、園児の保護者が扮した。
園内に太鼓の音が響くなか、鬼が出現。園児たちは、出入り口に鬼が嫌がるイワシやヒイラギの葉を付けておいた教室の中に潜んだ。
室内に設けられた机や積み木のバリケードを倒して鬼が迫ってくると、園児たちは「鬼は外」と一斉に豆を投げつけた。
ひるむことなく鬼は「ウオー」と叫び、園児たちを威嚇。泣く子もいたが、みんなで勇気を出して立ち向かうと、鬼は退散していった。子どもたちは最後に「逃げた」「やった」と大声で叫んでいた。
写真=園児たちに襲いかかる鬼(3日午前10時10分ごろ)
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