福知山市西小谷ケ丘、成美大学短期大学部食物栄養専攻の2回生22人の「ゼミナール総合発表会」がこのほど、同大学で開かれた。卒業論文にあたるもので、食についての実習、実験の成果をまとめた。

　卒業後に、専門知識と技術を持った栄養士として活躍するために学んできたことの集大成になる。

　4つのゼミの学生が、福知山産野菜の栄養成分調査▽特産農産物の加工品への活用▽明智光秀が徳川家康をもてなした献立の再現▽子どもたちへの食育▽高齢者に適した食事などをテーマに、個人と2人1組で発表した。

　教職員、1回生も参加して、質疑応答や活発な議論が行われた。

　発表内容はそれぞれ文章にし、卒業冊子にまとめる。

写真＝2年間の学びの成果を発表した