福知山公立大学の一般入試とセンター利用入試(いずれも1期)の志願者数が、合わせて1240人だった、と発表した。松山正治市長は「現時点で、全国から目標の400人をはるかに上回る出願をいただけた」と笑顔。「2月以降も入学試験は続く。さらなる志願者獲得を目指し、努力していきたい」と気を引き締めた。
福知山公立大は、成美大学の校舎などを活用し、4月に開学する予定。16年度入試では、地域経営学部の地域経営学科が40人、医療福祉マネジメント学科は10人を総定員とし、学生募集活動を行ってきた。
一般とセンター利用入試は、1月6日〜26日まで願書を受け付け、一般では地域経営学科が定員15人に対し533人、医療福祉マネジメント学科は定員5人に69人が出願した。
センター利用は、地域経営学科が定員10人に541人、医療福祉マネジメント学科は定員5人に97人が応募した。センター利用の地域経営学科は倍率が最も高く、54倍となっている。
すでに実施したAO専願と推薦のほか、一般などと同時に募集した留学生入試も合わせると、総定員50人に対し1340人が、これまでに出願したことになるという。
都道府県別(高校の所在地)でみると、東京都と青森、佐賀、沖縄の各県を除く43道府県から出願があった。京都府内からは114人、兵庫県は174人となっているが、中丹地域は32人、福知山市内からは19人のみだった。
■半数以上は併願の可能性■
松山市長は「今回の入試は、他の国公立大学との併願が可能で、半数以上は併願ではないかと推測している。ただ、これだけ集まるのは予想外。早急に1学年の定員200人を達成できるよう、文科省に要望したい」と話していた。
今後の日程は、一般入試とセンター利用の2期が、2月15日から出願受け付けを開始。センターは3期もあり、3月7日から願書を受け付けることにしている。
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