電車通学で3年間世話になったことに感謝して、福知山市東羽合の京都共栄学園高校（國田敦校長）を2月に卒業する3年生の代表14人が28日、福知山駅の清掃作業をした。長年継続している伝統の取り組みで、48回目になる。

　このところ気温の低い日が続き、寒い中での作業だったが、ＪＲ、京都丹後鉄道の2組に分かれて作業。約30分間かけて、持参した雑巾で窓や手すりなどを掃除した。
　
　窓は特に念入りに拭き、高いところから低いところまで、隅々まできれいにしていった。
　
　掃除のあと、ＪＲや丹鉄の社員らに花束を贈呈。丸岡和宏君が「通学を支えてくださったみなさまに、心から感謝します。これからも後輩をお願いします」と伝えた。
　
　
写真＝きれいに窓を拭く生徒たち