強い心を養おうと、日本空手協会福知山支部の松濤修心館(河野進一館長)は24日朝、福知山市大江町二俣の宮川で寒稽古をした。身を切るような寒さの中、子らが裸足で川の中に入り、心身を鍛えた。
松濤修心館は4年前から毎年この時期に寒稽古を続けており、今年は昨年と同じ、京都丹後鉄道二俣駅近くを流れる宮川で実施した。
練習生の小中学生9人と指導者ら5人の計14人が参加。準備体操で体を温めたあと、寒稽古に挑んだ。
身を切るような厳しい寒さの朝となったが、子どもたちはサンダルなどを脱いで冷たい水が流れる川の中へ。「エイ! エイ!」と元気な声を掛けながら「突き」を繰り返した。
市のイメージキャラクター・ドッコちゃんも駆け付け、子どもたちを応援した。みんなりりしい顔つきで臨み、心と体の精進を誓った。最後は豚汁を食べて体を温めた。
桃映中学校2年の高橋幸大君(14)=初段=は「これまでの寒稽古の中で、一番冷たかったですが、心を鎮めて頑張りました」と話していた。
写真=冷たい水の中で「突き」を繰り返す小中学生ら
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