福知山市の「みどりの親善大使」ゴーヤ先生の一家に、今年も全国各地からたくさんの年賀状が届いた。手描きのイラストや写真などを入れ、温かいメッセージが添えられた年賀状を手に、ゴーヤ先生は「感謝感激うりー」と大喜び。11日に返事を出した。
ゴーヤ先生は年々人気が高まり、各地のイベントに引っ張りだこ。昨年はお城まつりなど地元の行事だけでなく、遠くは東日本大震災被災地の小学校、東京スカイツリーなどに計123回出かけた。ママゴーヤ、娘のちびゴーヤとともに精力的に活動している。
11日までに届いた年賀状は160通。北海道から鹿児島まで38都道府県に及んだ。かわいいイラストを描いたものや写真を入れたものなど楽しいものばかり。
昨冬からしゃべるようになったため、一層愛着を持つ人が増えており、「ゴーヤ先生にまた会いたい」「先生の声と切れのあるダンスが好き」「今年もいっぱい会いにいくね」などとメッセージが添えられている。
干支にちなんで、サルの衣装を着たゴーヤ先生が描かれたものもある。
届いた年賀状は、5年前には3通だけだったが、年々増えており、今年は過去最多。ゴーヤ先生は「今年はみどりのカーテンの普及活動を頑張るだけでなく、スイーツや歴史のまち福知山をアピールしたい」と力強く抱負。市内のゴーヤカーテンの普及率は昨年実績の10%以上をめざすという。
返事の年賀状にはゴーヤ先生一家のイラストを入れ、差し出し人に合わせたメッセージを記入している。「あまりにも年賀状が増えてびっくり。返信は抽選で100人だけになるけど、許してうりー」と頭を下げていた。
写真=全国各地からたくさんの年賀状が届き、喜ぶゴーヤ先生
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