福知山市猪崎の三段池公園内にある福知山市動物園の拡張工事が完了し、9日から開放された。新たなエリアの中心には広さ350平方メートルの池があり、周囲を回遊できる園路を設置。ベンチや東屋も設け、ゆっくりとくつろげる空間になっている。
池にはニシキゴイ10匹と金魚30匹を放しており、園のアヒル6羽のうち飛べない3、4羽を飼育する予定。
このほか動物の形をしたスプリング遊具を、新しいエリアに設置することにしている。
二本松俊邦園長(70)は「新たなスペースでは、軽い運動をしたり、ベンチで弁当を食べたりして、のんびり過ごしてもらえたら」と話している。
拡張工事は、三段池公園カルチャーパーク整備事業の一環として、13年12月に施工がスタート。総事業費6521万円をかけて、2年ほどで完成させた。
拡張エリアはレッサーパンダ舎の南側にあり、面積は3500平方メートル。既存エリアの6750平方メートルと合わると、動物園全体の広さは1万250平方メートルで従来の約1・5倍になった。
写真=拡張されたエリアで池の説明をする二本松園長
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