福知山商工会議所が主催する新年賀詞交歓会が5日、福知山市篠尾新町のサンプラザ万助で開かれた。市内各界の約450人が集まり、福知山の活性化に期待を込めた。
年始のあいさつで谷村紘一会頭は、海の京都博と京都縦貫道全線開通の恩恵が福知山に少ないことを気がかりだとしつつ、業況の指標となる手形交換高が中丹3市の中でトップの年間240億円を超えることを紹介して、「福知山は府北部で抜群の力と根強さを持っている」と話した。
■活性化の起爆剤、公立大学に期待■
谷村会頭は、新たな地域経済活性化の起爆剤として、市が4月に開学する公立大学を挙げて「地域経済、産業との関係次第で大きく在りようが変わる。産学官金の連携で更なる活性化へ」と力を込めた。
松山正治市長も来賓祝辞で「公立大学を中心に、地域で育ち、地域で活躍する人材育成をしたい。軌道に乗れば産学官金連携の拠点を大学内に持ちたい」と展望した。
田中法男・市議会議長の祝辞、来賓紹介、祝電披露に続き、稲村智史・京都府中丹広域振興局副局長の音頭で乾杯して交歓会に入った。
写真=福知山の活性化を願い乾杯
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