整備が進められていた福知山市岩井の市道「岩井岩井新町線」が完成し、年末から全線通行できるようになった。近くの広場で開通式があり、集まった関係者や市職員、住民ら約80人が、念願だった道路の完成を祝い合った。
新しい市道は、京都丹後鉄道の車両基地(上荒河)付近の市道を北部地域多目的グラウンド方向へ曲がり、イオン福知山店駐車場の東側を抜け、岩井新町の既存の道につながる道路。今年10月21日からは、一部が供用開始されていた。
延長は445・8メートルで、幅員9メートル。総事業費は9472万円。新たな道路の完成により、イオン周辺の交通量の分散化が図られ、市は「慢性的な渋滞緩和のほか、交通事故防止にもなる」としている。
開通式で松山正治市長が式辞を述べ、下豊富六区連絡協議会の山口博輝会長は「長年要望していた事業が順調に進み、開通を迎えられたことに感謝したい」とあいさつ。
道路用地を無償で提供し、事業の推進に貢献したとして、岩井不動産に感謝状を贈呈。テープカットとくす玉割りをしたあと、地元の人たちとともに通り初めをした。
写真=新設の道路を通り初めする関係者ら
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