支え合う福祉の心を伝えようと、福知山市の下川口地区福祉推進協議会(赤井信吾会長)はこのほど、天津小学校区で一人暮らしをしている高齢者らに、作り手の真心がこもった赤飯と子どもたちの手紙を添えてプレゼントした。
■下川口 小学生の手紙添えて■
「こころもち運動」として1992年から続く年の瀬の活動。これまでは餅をついて届けていたが、のどに詰まらせる事故が起きないようにと、今年はもち米を蒸した赤飯にした。
天津小学校区は下川口地区の8自治会と金山地区の4自治会。赤飯は計12自治会の一人暮らしと寝たきりの高齢者、高齢者福祉施設・ニコニコハウスの入所者の合計91人分をこしらえた。
勅使の下川口会館で、ボランティア団体「いずみ会」の会員らが、もちもちとした赤飯を蒸し上げ、5、6年生の児童が茶わんによそって量を調整してからパックに詰めた。民生児童委員らが赤飯の上に「難を転じて福となす」として縁起物のナンテンなどを添え、ミカンと一緒に包装した。
「さむくなりましたね。体に気をつけてください」などと、同校の高学年が高齢者をいたわる言葉を書いた手紙や低学年が作ったサルの折り紙と一緒に、会員や民生児童委員らが高齢者宅へ届けた。
写真=赤飯の量を調整してパックに詰めた
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