福知山市広小路通りの福知山鉄道館ポッポランド2号館に保存されている蒸気機関車・C5856号を、福知山SL保存会が新年を前に清掃し、ピカピカに磨き上げた。
役員10人がこのほど出て、車体の汚れを取り除いたあと、磨き専用液で真鍮の安全弁やナンバープレートなどをふいていった。最後に車体前面に国旗を飾った。
保存会は、かつて国鉄やJRに勤務していた人たちで構成。現在60代から80代までの会員40人が所属し、年に4回、C58の清掃を続けている。
C5856は1939年に製造。長さ18・3メートル、幅2・8メートル、高さ3・9メートルあり、山陰線や舞鶴線などを走った。
保存会の塩見充男会長(74)=西小谷ケ丘=は「C58は来年、人間に例えると喜寿(77歳)を迎えます。今後も長く保存され、みんなにかわいがってもらえるとうれしい」と話す。
2号館は年内28日まで開館。年明けは1月4日から開ける。
写真=汚れを取り除く保存会役員たち
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