福知山市大江町毛原でどぶろく(濁り酒)の製造を続けている川瀬保さん(67)が、今年もピンク色のどぶろく「棚田の春」を造った。紅麹を使っており、新春のめでたい酒として販売している。
川瀬さんは「大江のどぶろく棚田の里」を2010年から醸造。翌年に棚田の春も造り始めた。昨シーズンまで原料はコシヒカリを使っていたが、今季からは酒造好適米「京の輝き」を使用している。
棚田の春は720ミリリットル(4合)瓶で50本を醸造。今月から仕込みにかかり、15日に造り終えた。味は通常の棚田の里と変わらず、ラベルも地元の丹後二俣紙を使い、手づくり感を出している。
川瀬さんは「酒造好適米は、醸造の際、米粒の溶けが良く、口当たりが滑らかです。おいしい酒に仕上がりました」と話している。
棚田の春は1本1940円(税込み)。川瀬さんの醸造場で取り扱うほか、正月三が日は午前9時ごろから、同町の元伊勢内宮皇大神社参道沿いでも売る。問い合わせは川瀬さん=携帯電話090・6984・3283=へ。
写真=どぶろく「棚田の春」の瓶詰め作業をする川瀬さん
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