福知山市は、2016年度から5年間の「第6次市行政改革大綱」を策定した。改革のテーマは「次世代へつなぐ新たな改革」。行革による削減効果額の目標を32・9億円に設定し、今後の普通交付税の縮小、治水対策や扶助費の増加などに対応する。
大綱は市民協働、行政改革、財政経営、人材育成・組織の4つの改革を基本方針に掲げ、住民自治の新しい仕組みづくり▽公共施設マネジメントの推進▽市税等の収納率向上▽職員定員の適正化などに取り組む。
さらに基金残高の数値目標として、15年度末で約35億円と見込む財源対策基金を、2年連続で発生した災害前の約41億円規模まで復元することも掲げている。
市は「大綱では、市民協働を大きな柱としており、行政と市民が連携するなかで、持続可能なまちづくりを目指し、次世代の新たな福知山市への架け橋となる改革を、実践していきたい」としている。
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