京都府は16日、来年度産米の市町村別生産数量目標を府内各市町村に通知した。各農業者には、市町村の地域農業再生協議会での協議を経て、JAなど認定方針作成者が1〜2月に通知する。
全国の生産数量目標は前年度より1・1%少なくなっていて、府全体も前年度より1・1%少なくし、7万5121トン、面積換算で1万4701ヘクタールにする。ここから試験研究機関等生産分(48トン分)を控除した7万5073トンを26市町村に配分した。配分にあたっては、担い手への集積を進めるための「担い手優先枠」、酒米「祝」枠を確保し、残りを過去7年間の生産実績に応じて配分している。
福知山市は、担い手優先枠6万7792キロ、祝配分10万172キロ、生産実績配分835万6446キロの計852万4410キロ。面積換算値は17万1517アールで、前年度より45アール少ない。
府内で一番多いのは京丹後市の1257万2493キロ(24万4126アール)で、2番目が福知山市。次いで亀岡市の825万4041キロ(15万1729アール)。近隣では舞鶴市が312万1073キロ(6万3695アール)、綾部市が698万116キロ(13万8220アール)。綾部市は担い手優先枠が11万2959キロある。
写真=来年度の生産目標数量が1月〜2月に農家へ通知される
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