福知山市民の安全と安心を確保するため、金融機関特別警戒活動（1日〜31日）の初日となる1日、福知山署（家入紀幸署長）は、旧市街地の店舗を周り、特殊詐欺被害防止などへの協力を呼びかけた。発生状況を説明したほか、年末にかけての銀行強盗についても注意を促した。

　末広町の京都銀行福知山支店には、家入署長と長澤秀樹・生活安全課長らが訪れ、麓泰紀支店長に「息子・娘から現金を要求する電話があっても、すぐにお金を用意してはいけません」「すぐに警察や家族へ相談を」などと書かれたチラシを渡し、協力を求めた。
　
　市街地以外の地域では駐在所の署員らが呼びかける。
　
　また、18日まで各地区で広報車両を使い、振り込め詐欺や自転車盗、交通事故防止などを啓発し、犯罪抑止に力を注ぐ。
　
　
写真＝京都銀行福知山支店で麓支店長（右）にチラシを渡す家入署長