福知山署(家入紀幸署長)が交通事故抑止のシンボルとして今年夏に育てたヒマワリの種を、管内の全幼稚園・保育園に配布するため、近くのあゆみ保育園児たちが27日、同園で袋詰めの作業をした。来春の幼児交通事故防止対策連絡会で、計35園に渡す予定。
ヒマワリは、11年に交通事故で亡くなった木津川市の4歳の男の子が大切にしていた花の種から咲かせたもの。府内全警察署で取り組み、咲かせることで、命の大切さや事故防止の機運を高めようというプロジェクト。
福知山署では今夏、あゆみ保育園の5歳児18人が訪れてきれいに咲いたヒマワリのお絵描き会をし、命の重さや事故の怖さを教わりながら、カラフルな絵を描いた。
今回はプロジェクトの締めくくりとして、同じ5歳児が署員たちと協力して1袋20粒ずつ袋詰め。園児は丁寧に数えてから、小さな手でしっかりと握りしめて入れていた。
中村彪人君は「きれいなお花が咲いてくれたらいいな」と話していた。
写真=20粒数えてから袋詰めにした
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。