さまざまな状況を想定した救急隊員の特別訓練が26日、福知山市東羽合の市消防防災センターで、府北部5消防本部の救急隊15隊から45人が参加して行われた。
福知山市消防本部主催で、救急隊員の技術向上を目的に2年ごとに開催している。
乗用車が歩道を暴走し複数の傷病者がいるとの想定では、隊員が全員の症状を見たり、聞き取ったりして救護の優先順位を決めるトリアージを実践。情報を共有しながら必要な処置をしていた。
このほか、倒壊ビル現場や居酒屋、映画館を想定した訓練もあり、隊員たちはそれぞれ異なる状況や負傷程度を見極め、適切な救急対応ができるようにと取り組んだ。このあと、一連の動きを見ていた医師やベテラン隊員からアドバイスを受けた。
写真=倒れている人の症状を確認する隊員
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