福知山市石原、府立工業高校(田中邦明校長)の機械プランニング科3年生6人でつくるグループが製作を進めていた京都丹後鉄道(丹鉄)の無人駅用切符回収箱16個が完成し、26日に丹鉄の福知山駅で引き渡し式があった。市民病院口、荒河かしの木台、大江山内宮など各駅に置いて活用する。
授業の一環で修理・製作物を請け負う「チームブルー」の取り組み。今年のチームは鉄道を運行するウィラートレインズから依頼を受け、5月ごろから製作を開始。デザインを考えるところから、溶接、塗装、仕上げまでを生徒たちが手掛けた。
設置する駅の状況に合わせて大きさを決め、利用しやすいように工夫して作った。側面には、実習で使うボルトやナットなどをあしらったオリジナルキャラクターもペイントしている。
引き渡し式には6人全員が参加し、切符回収箱を手渡した。ウィラートレインズからは感謝状などが贈られた。
メンバーの廣瀬大誠君は「社会に役立つことができて光栄です。自信にもつながりました」と話していた。
写真=駅で切符回収箱を引き渡した
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。