季節は晩秋だが、福知山市報恩寺、平石幸一さん(79)の竹林で、春の味覚・タケノコが次々と上がり、“季節外れの豊作”となっている。
平石さんによると、今年は2月4日にモウソウ竹のタケノコを試し掘りし、5月上旬に収穫を終えた。日課として竹林に通っていて、10月初めごろに地面がひび割れていることに気付き、掘ってみると小ぶりのタケノコが顔を出した。
19日にも9センチから15センチまでの5本を収穫。「以前は考えられないことでしたが、3年ほど前から10月になると取れるようになりました。知り合いにあげたら、『初物を頂いて』と喜ばれました」と話している。
暦のうえでは、日差しが弱まり雪がちらつくころとされる「小雪」(11月23日)が近づいているが、「まだ収穫できそう」だという。
写真=15センチのタケノコも取れた
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