福知山市三和町千束にある和食料理店「味喰」の店主、今井武司さん(64)が制作した木彫りの川魚と竹細工の作品が、近くの京都北都信用金庫三和支店で展示されている。ヤマメやカワムツなどがリアルに再現されており、来店者の目を引いている。30日まで。
今井さんは、以前から仕事の休憩時間に彫刻や絵画に取り組んでいる。話題作りになればと、作品を店に並べており、客から評判を得ている。
今回の作品展では、三和町に生息する川魚のほか、初めて挑戦した竹細工のカマキリ、クモ、トンボなど、合わせて約30点を並べている。
木彫りの川魚は、加工しやすいホオノキを使用し、図鑑などを参考に彫刻刀で形を整え、水彩絵の具で色付け。最後にニスを塗り、本物そっくりに仕上げている。
今井さんは「最近はゲームばかりで、子どもたちが川遊びをしなくなりました。古里にいろんな種類の川魚がいることを知り、自然に興味を持ってもらえればうれしい」と話している。
写真=三和町に生息する川魚を再現した木彫り作品が並ぶ
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。