水道週間協賛第57回「水の写真コンテスト」で、福知山市大江町南一の白木勇治さん(65)がグランプリの厚生労働大臣賞を受賞した。葉っぱの下にいるアマガエルが傘を差しているように見せ、ユニークな作品に仕上げている。
コンテストは、水について考えるきっかけになればと、1959年から水道産業新聞社が開催。今年は2985点が寄せられた。審査で、グランプリ1点、水道研究発表会開催記念さいたま市水道事業管理者賞1点など入賞20点、佳作50点を決めた。
白木さんの作品は「雨やどり」。今年7月に自宅の庭で撮影した。竹の支柱にからみつくアサガオのつるから伸びた葉っぱの下にいたアマガエルを偶然見つけ、「これは絵になる」と、シャッターを切った。
写真家で審査委員長の丹地保堯さんからは「色合い、構図のバランスが良く、見ていて心が安らぐ」との講評を受けた。
白木さんは「本当に良い場面に出あえ、運がよかった。これからも自分の視点を出しながら、人と違った写真を撮っていきたい」と話している。
上位入賞作品は、さいたま市で21日から23日まで開かれた日本水道協会の全国大会(水道研究発表会)会場で披露された。今後も都内などで展示される予定。
写真=グランプリに輝いた「雨やどり」
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