山の芋の集荷を控えた5日、産地の福知山市三岳地区のほ場で試し掘りがあり、生産者たちが出来具合を確かめた。
JA京都京野菜部会やまのいも部会(片山政次部会長)の取り組み。栽培歴8年になる伊藤義信さん(80)=常願寺=のほ場を借り、部会員やJA職員ら16人が参加した。
部会員がスコップで次々に掘り出すと、でこぼこが少ないソフトボール大のものが現れ、「これは上等」などと笑みを浮かべていた。
自宅近くのほ場で栽培する伊藤さんも、かごいっぱいになった山の芋を見て、「今年はつるが枯れるのが、例年より15日早かったが、まずまずだ」と胸をなで下ろしていた。
今年は三岳地区を中心に生産農家22軒が100アールで栽培。昨年の約3・1トンを上回る収量を期待している。
集荷作業は18日からの予定。
写真=掘り上げた山の芋を確認する部会員たち
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