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両丹日日新聞2015年11月 5日のニュース

美しい「丹後の海」表現した新特急 京都駅と府北部間結ぶ

新特急のイメージ図 府北部などで営業する京都丹後鉄道(略称・丹鉄)は13日から、「海の京都」をイメージしたリニューアル特急車両を走らせる。九州新幹線などの車両デザインを手がけた水戸岡鋭治氏が設計・デザインしたもので、JR京都駅と府北部地域を結ぶ。

 水戸岡氏は、丹鉄(北近畿タンゴ鉄道時代含む)の車両の設計・デザインを手掛けており、観光型リニューアル車両「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」に次ぎ、4例目になる。

 新車両は、1996年に導入した特急列車「タンゴ・ディスカバリー」を改造したもので、「丹後の海」と命名した。

 外観は、藍色メタリックの塗装で、金色のシンボルマークとロゴタイプ(装飾化された文字)を配し、丹後の美しい海を連想させるようにした。木をふんだんに使った温かみのある内装に仕上げ、沿線の美しい海や森、田園風景など魅力的な景観を楽しんでもらえるようにした。

 当初は1編成2両を運行するが、今年度内にさらに1編成2両を導入し、計4両にする計画。沿線自治体の補助を受け、2編成で約1億6千万円をかけて整備する。

 運営するウイラー・トレインズ(村瀬茂高社長、宮津市)は12日、福知山市内で発表会を開き、運行ルートなどを説明する。


写真=水戸岡氏が設計・デザインした新特急のイメージ図

    

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